・打ちっぱなしでとりあえず打ちまくっている方
・色々なレッスン動画や記事を見て自分なりに試したけど、スコアが停滞している方
・効率のいいゴルフの上達方法が知りたい方
・マネジメントは上級者向けで自分にはまだ早いと思っている方
皆さん初めまして、もたろです!
皆さんは、最近順調にスコア向上していますか?スコア向上のための練習として、練習場でボールを打ちまくっていませんか?
その練習、あまり効果的ではないかもしれません。
多くの方がベストスコアを更新できないのは、「100切り(スコア向上)」という目標に対して「いいショットを打つ」ことしか考えていないからです。もちろんいいショットを打つのは上達のための一つの手段として間違っていません。でも、ベストスコアを出すための手段はそれだけではありません。
もう一つの手段として皆さんに提案したいのが、「マネジメント」です。
私はマネジメントを取り入れてからスコアが安定し、安定して100切りができるようになりました。また、その副産物として効果のある練習ができるようになり、週1回の練習でも順調にベストスコアや年間平均スコアを更新しています。
現在ではベストスコア80を達成し、直近の1年ではほぼ100% 100切りを達成しています。
今では夢の70台達成を目指しながら、
仲間とワイワイ!かつ良いスコアも出る楽しいゴルフライフを送ってます!
この記事では、レッスンプロが出している動画3000本以上のノウハウを実際に練習やコースで実践した私が感じたマネジメントのメリットやデメリットを解説していきます。この記事を読み終えた頃には、完全初心者から「100切り」を達成するための道筋や、効率よく練習するための考え方が分かるようになります。
【マネジメントのメリット】
・技術レベルに関わらず即実践できる
・確実に上達できる
・技術面も効率よく上達できる
・お金がかからない
・練習場に行かなくてもいい
【マネジメントのデメリット】
・地味
・マネジメントだけでは100切りは難しい
記事内でデメリットを解決する方法も提示しています!
完全初心者でもわかるように、専門用語の解説もあるので安心してくださいね!
前提:マネジメントとは?
マネジメントについてお話してきましたが、そもそもマネジメントが何かわからないよ! という方も多いと思います。
curucuruさんのデータでは、30%の女性ゴルファーがスコアアップに一番必要なものとして「マネジメント」と答えています。
文章だけではわかりづらいので、ざっくりとですが図解を用意しました。黄色でお示しした部分が、このブログで定義する「マネジメント」の部分です。
①ゴルフが上手な人は、明確な目標を設定しています。ここでいう目標は単発ではなく、先を見据えた目標です(例:100切りする)。目標を設定したら、さらに具体的に分割します(例:OBを2個以下にする)。
②コースに出たら、分割した目標に対して、今の自分ができる選択肢を確認します。選択肢の中から一番目標達成に近づくものを選択します。
③選択肢を決めたら、あとは集中して打つだけ!
初心者ゴルファーのミスの多くは、ボールの位置まで走ったはいいものの、「とりあえずピンの方向に打とう」「たくさん飛ばしたほうが得」「急がないと他の迷惑になる」と、状況を整理しないうちに打ってしまうことにあります。特に、ミスが出た後は焦ったり落ち込んだりしてこの状況に陥りがちです。上の図だと②と③が混ざってしまう、あるいはそもそも②の過程がない状態です。打つ前に状況や自分の引き出しを確認しておくということが良いスコアを出すためのポイントです。覚えておいてください。
以上が、ざっくりですがマネジメントの解説です。
難しそうに見えるかもしれませんが、細かい部分は初心者の方でもわかるよう、他の記事で丁寧に解説していきますので、ここでは全て理解できなくてもOKです!
ゴルフ上達には打つ前に状況や自分の引き出しを確認しておくことが重要で、確認や準備のことを「マネジメント」と呼ぶことだけおさえておこう!
前提:ゴルフ上達に必要なコト
世の中にはゴルフ上達の情報があふれています。
今やYouTube等でも多くの人がレッスン動画をあげていて、何から見ていいか分からないですよね。
私はこれまで3000本以上の動画を見て自分で実践することで研究を重ねてきました。そんな私が、社会人からゴルフを始めた方が「100切り」を達成する最短の上達法をご紹介します。
世の中の上達法は、ざっくり以下の3つに当てはまります。
- 技術を磨く
- マネジメントを磨く
- 自分に合った道具を使う
結論、このうち「100切り」を目指すゴルファーに必要なものは①技術を磨く②マネジメントを磨くの2つです。
道具に関しては100を切るまでは優先度が低いというのが私の結論です。
なぜなら、初心者のうちは自分に合う道具が分からないからです。
生まれて間もない赤ちゃんにぴったりサイズの服を買ってもすぐにサイズが合わなくなってしまいますよね。それと同じで、伸び盛りの皆さんはまだフォームの首が据わってない状態です。慣れるまでは毎日スイングが変わってしまいます。その状態では、考える時間も高い買い物をするお金ももったいないです。
ちなみに、高い道具の方が上手くなるというのは幻想です。私は100切り達成のお祝いに最新ドライバーを購入する!と決めていて、実際に1本8万円で新品を購入したのですが、正直飛距離や方向性は変わりませんでした。。。涙
一方で、初心者の頃3000円で購入した中古ウェッジを、70台を目指している今でも使用していますが、プレーに何の問題もありません。だから安くても中古でも全然OKです。自信をもって保証します。
道具で迷う時間があるなら、技術やマネジメントを磨いた方が効率的!!
ただ、私の経験上、ここだけはこだわった方がいいよ!というポイントを3つだけお伝えします。
- ボールは1種類に統一する。
- クラブは5年以内に発売されたものの中から自分の気に入ったもの、しっくりきたものを選ぶ(中古でもOK!)
- 中古クラブは、グリップを新しいものに交換する
これだけ気を付ければ問題ないです。3つのポイントの詳細な理由やおススメのボールやクラブが知りたい方、なぜグリップ???という方のために現在記事を執筆中です。申し訳ありませんが、もう少々お待ちくださいね。
100を切るための道具のこだわりポイントは3つだけ!
ゴルフ上達の手段① 技術を磨く
技術を磨く方法の具体的な例はこんな感じです
- 空振りをなくす
- ボールをまっすぐ飛ばせるようになる
- ボールを遠くまで飛ばせるようになる
ゴルフに限らず、スポーツや習い事を始めたらまずは技術向上を考えますよね。打ちっぱなしで打ちまくる人が続出するのもこのイメージが強いからだと思います。当然、ボールを遠くに飛ばしたり、狙ったところに飛ばせれば打つ回数が減るのでスコアも向上します。
技術を磨く際のメリットデメリットは次の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
・上達が目に見えてわかるので、楽しい ・目標をイメージしやすい ・努力してる感がある ・コレだけでも100は切れる | ・時間がかかる ・「上達のための練習」の継続が難しい ・下手になる可能性もある ・一定の練習頻度が必要 |
技術向上のメリット
技術の向上は視覚的にわかるので楽しいです。例えば、昨日よりもドライバーの飛距離が伸びていたら嬉しいし、やる気になりますよね。
また、プロ選手など上手な人を見れば自分の目指す姿がイメージできるので、目標を定めやすいです。プレーに直結する動きを高めていくので、目標のために努力しているぞ!という気分にもなれます。
さらに、技術の向上だけでも100切りは達成可能です。ただ、よほど素質がない限り、技術だけで100を切るのは相当時間がかかります。
ポケモンで例えると、レベルMAXにしてから四天王戦に挑み、攻撃技でゴリ押して勝つ、みたいな感じです。レベル上げるのに相当時間がかかりますよね。
技術向上のデメリット
技術向上の一番のデメリットは、技術習得に時間がかかることです。これには理由がいくつかあります。
- 楽しい練習ばかりしてしまいがち
- 課題を絞るのが難しい
- 自分に合う課題解決方法が分からない
- スイングを見失うことがある
- 練習頻度が確保できない
アマチュアゴルファーあるあるですが、練習場って打ってるだけで楽しいんですよね。ドライバーでかっ飛ばしたくなって、夢中で打っていたらあっという間に帰宅時間。。。なんてご経験、ありませんか?
なかなか「今日はこの課題を克服するぞ」なんて考えられないものですし、そもそも課題なんて山ほどあるので、何から潰していけばいいかなんて分からないです。
仮に克服すべき課題が分かっていたとしても、世の中にはたくさんの練習法があふれていて、自分の感覚に合う練習法に出会うまでにものすごく時間がかかります。色々試しているうちに元に戻れなくなりシャンクが止まらなくなった。。。なんてことも普通にあり得ます。(経験談)
また、アマチュアゴルファーの辛いところは、せっかくコツを掴んでも練習間隔が空くので忘れてしまうことです。次に練習場へ行くのは数日後。良かった感触を思い出しているうちに練習時間が終わってしまうこともしばしば。
だから、アマチュアゴルファーにとって技術向上は一進一退。とても時間がかかります。
あくまで「効率的なスコアアップ」を意識した時のメリットデメリットです。
私もドライバーでスカッとストレス発散したい!という日はあります。
アマチュアゴルフは楽しむのが第一!
目的に合わせてバランスよくいきましょう!
ゴルフ上達の手段② マネジメントを磨く
マネジメントと聞いて「はいはい、打つ前の準備や確認のことでしょ」と思った皆さん。素晴らしいです!確実に成長していますね。
はて?いきなり何の話?という方は、こちらをクリックしてください。
マネジメントの具体的な例は、こんな感じです。
- 足元が傾いていて打ちにくいので、飛距離はないが空振りの可能性が少ないクラブで打つ
- 右に曲がったら即OBなので、打つ前になるべく右に行かないような工夫をする
- 200ヤード先に池があるので、池まで届かないクラブで打つ
・空振りの少ないクラブなんてないよ!
・クラブごとの飛距離把握してないよ!
という方、自分事で考えていて素晴らしい!
そのあたりの解決方法も今後紹介していきますので、ご安心ください。
マネジメントは頭を使うので、難しそう、上級者向けじゃない?と敬遠されがちです。
もしくは、分かっていても「地味でつまらん!俺はロマンを求めてドライバーマン振りだぜ」といった感じでないがしろにされやすいです。で、こういう人はだいたいOBになります。笑 (もたろの経験談)
ゴルフのスコアは「打った数+ペナルティの数」で決まりますから、「スコアアップ」を求める場合は頭を使ってリスクを避けることも重要です。
ポケモンで例えると、「プレイヤーの腕」です。四天王が強くても、攻撃技やサポート技をうまく駆使して戦えば最低限のレベルで勝てますよね。
マネジメントを学んで、賢く100切りすることをおススメします!
マネジメントのメリットとデメリット
マネジメントのメリットとデメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
・技術レベルに関わらず即実践できる ・確実に上達できる ・技術面も効率よく上達できる ・お金がかからない ・練習場に行かなくていい | ・コースに行く必要がある ・地味 ・マネジメントだけでは100切りは難しい |
メリット① 技術レベルに関わらず即実践できる
マネジメントのメリット1つ目は、プロ級の考え方でも即取り入れて実践できる点です。
例えば、何が起きてもOBだけは打ちたくない場面で、右側にOBがある場合を考えてみます。
①技術的な対策としては「ミスが出てもフックになる打ち方」を選択する方法があります。左にはOBがないので、いくら曲がっても最悪の結果(OB)にはならないからです。
でも、これをコースで実践にするには、あらかじめ「フックだけが出る打ち方」を習得している必要があります。慣れない動きを意識することで変な癖がつき、その後普段のスイングができなくなってしまうリスクもあります。よほど自信がない限りはリスクが高くお勧めできない方法です。
一方、②のマネジメント的な対策としは、「スライスしてもOBにならないくらい左を向く」というように、自分のスイングのまま、知っていれば誰でもできる工夫でOBを避けることができます。他にも、「ティーの高さを変える」「ボールに対して構える位置を変える」といった対策があります。
メリット② 確実に上達できる
2つ目は、学びさえすればその蓄積で確実に上達できるという点です。
技術向上のデメリットとして、一進一退で時間がかかるとお話ししました。その点マネジメントは単純で、学んだ分だけ上達します。なぜなら、知識として引き出しが増えていく一方だからです。
皆さんの周りに久々のゴルフなのにあっさり100を切れる人はいませんか?その理由は、多少技術的な実力が落ちても、今まで知識や経験として積み重ねてきたマネジメントが廃れないからです。
メリット③技術面も効率よく上達できる
マネジメントを実践すると、副産物として技術面も効率よく上達できます。
なぜなら、マネジメントを実践する中で具体的な課題が見つかり、上達するための練習ができるからです。
一例として、「右側がOBのホール」でマネジメントの有無を比較します。
AさんとBさんは2人とも練習場ではいつも「いいショットを打つこと」を目標にしていて、50%の確率でまっすぐの球が出ますが、残りの50%はスライスも出ていると仮定します。
Aさんはマネジメントを知りません。今日は調子も悪くなく、なんだかいけそうな気がします。
右がOBのコースで、「OBはやだな」と思いましたが、「調子がいい時のショットがでれば大丈夫。」と自分を信じて打ちました。その結果スライスが出てOBになってしまいましたが、原因の分析は「運悪くスライスが出てしまった」で終わってしまいました。
その結果、結局いつもの「まっすぐを打つ練習」に戻ってしまい、進歩がありません。
Bさんは最近マネジメントを知りました。右がOBだと聞いて、練習中たまにスライスが出てしまうことを思い出しました。そこで、このホールはスライスが出るとOBになる状況なので、スライスが出ても大丈夫なように「左を向いて打つ」ことを決めて打ちました。しかし、自分の想定以上に曲がってしまい、結局OBになってしまいました。
OBは残念ですが、マネジメントを意識していたので「あと5y曲がり幅が少なければ」OBにならなかったな。。と気づきました。
そうすると、「曲がってもいいけど、あと5y曲がらないような方法を練習しよう」という具体的な目的をもって練習ができます。この練習はペナルティを減らすための練習なので、スコア向上に直結します。
戦略を立てることで、自分のミスをしっかり分析できるようになります。
分析ができれば、課題が具体的になり練習効率が良くなります。
AさんとBさんの違いは、「最高の場合を想定するか、最悪の場合を想定するか」と言い換えることもできます。最悪の場合を常に考えながらリスクを取らない選択ができると、いいスコアに繋がります。
メリット④ お金がかからない、練習場に行かなくていい
ゴルフはお金がかかるスポーツですよね。まだゴルフにハマるかどうかもわからない初心者にとって、費用は少しでも節約したいところです。
マネジメントは技術向上に比べて圧倒的にお金がかかりません。なぜなら、練習場に行かなくていいからです。
練習場 | マネジメント |
---|---|
31万円/年 | 0円~数千円/年 |
技術向上のために週に1回練習場に行って毎回1500円を使用した場合、年間で約31万円の費用が掛かります。
一方で、マネジメントにかかる費用は書籍を購入したとしても年間数千円です。
また、マネジメントは練習場へ通わなくて良いため、通勤時間や自宅にいる時間をスコア向上のために使うことができます。
デメリット② 地味
マネジメントを徹底すると、ドライバーをフルスイングしたり、派手に2オンやバーディを狙ったりする、いわゆるロマンのあるゴルフを敬遠していくことになります。
また、仲間が真横でドライバーを振り回している姿を見て心が揺らいだり、マネジメントのメリットを知らない人に、「まだそんなレベルじゃないだろ」とそそのかされることもあります。スコアが伴わないうちは、ぶっちゃけやめたくなります。
でも、鋼の意思をもってこらえた先に、「100切り」が待っています。欲求との戦いがあることは覚悟しておく必要があります。
デメリット③ マネジメントだけで100切りは難しい
これまで説明してきたように、「マネジメント」は確実に効率よく上達する方法です。
しかし、これだけで100切りを達成することは難しいです。
なぜなら、ゴルフはカップにボールを入れるゲームだからです。
ボールが全く前に飛ばなければ、いつまでもカップにたどり着きません。マネジメントも意味がなくなります。
だから、最低限の技術は必要です。
といっても最低限の技術がどれかなんて始めたばかりで判断するのは難しいと思います。私も判断つかなかったです。
だから、一日3本以上、年間1000本以上、3年間で3000本以上のレッスン動画を見漁ってきたわけです。でも、皆さんにはそんな遠回りはしてほしくありません。
完全初心者から3年でベスト80を達成した私が、今だからこそわかる100切りに最低限必要な技術を厳選し、その練習方法を紹介します。
ただ、一つだけ申し訳ないのが、私はレッスンプロではないのです。技術的な指導は責任負えません。
だから、このブログではネット上のレッスン動画の中から、初心者でも試しやすいものをピックアップして紹介していきます。
紹介する動画は、全て私が一度は試した動画です。そのため、動画を見ただけではわからないコツやポイントも一緒に紹介できます。
皆さんと同じ社会人で完全初心者からスタートした私だからこそできるサポートを全力でしていきますので、一緒に100切り頑張っていきましょう!
補足:コースに行く必要がある
マネジメントはコースを攻略するための考え方なので、コースに行くことで初めて効果を発揮します。
また、マネジメントは、戦略をコースで試し、結果を分析し、自分仕様に修正することの繰り返しで磨かれていきます。残念ながら家で考えているだけでは上手くなりません。
「100切り」を目標にしている皆さんであればコースに行く予定はあると思いますのでデメリットとまでは言えませんが、理想は1か月に1回、少なくとも2か月に1回はコースに行きたいところです。
まとめ
メリット | デメリット |
---|---|
・技術レベルに関わらず即実践できる ・確実に上達できる ・技術面も効率よく上達できる ・お金がかからない ・練習場に行かなくても実践できる | ・コースに行く必要がある ・地味 ・マネジメントだけでは100切りは難しい |
マネジメントを実践すれば、初心者の方でも確実に上達することができます。技術面でも課題が具体的になるため、効率よく上達することが可能です。
私もマネジメントを意識してから毎年ベストスコアと年間平均スコアを更新しています。
一方で、マネジメントを実践するためには最低限の技術や派手なゴルフの誘惑に負けない心が必要になります。
この記事を読んで、マネジメントを実践したい!と思った方は、以下の記事で早速準備をしていきましょう!
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